ハードディスクに寿命がきた!

うちでもパソコンをお客様に販売させていただいてますがその買い替え理由で一番多いのが故障によるものです。
その中でもハードディスクのトラブルがダントツです!

「最近パソコンに電源いれるとカコンカコンって音がするねん」とか「青い画面が出て止まるねん」とかでお問い合わせをいただきます。
ハードディスクが一番壊れやすい原因の一つにパソコン内の他の部品と違って圧倒的に可動部分が多いんです。PCの中で他の物理的に可動しているところは冷却用のファンぐらい。

ハードディスクの中にはデータを記録するレコード盤みたいな円盤が入っていてそいつが1分間に約5000~7000回転程度。早いもので約10000回転回っているものもあります。

HDD内部画像引用GIGAZINE

それだけグルグル回っていたら壊れるのも仕方ないって思ってください(笑)

 

うちのPCのHDDが壊れた!

うちでは仕事の関係上データ保存用にコンピュータを1台用意して使ってます。
作ったデータは全部このデータ保存用のPCの中。作業用のPCには製作途中のモノ以外は保存しません。

このデータ保存用のPCが壊れると致命的です。ハッキリいって仕事辞めたくなるレベル(笑)
なのでそう簡単にデータを無くさないようにデータ保存用のPCにはハードディスクを2台並列化して積んであるんです。
積んである2台のハードディスクに同じデータを同時に書き込む様にしてあってどちらか1台が故障しても、もう一台がデータを保存し続けてくれるみたいな感じ。
壊れたハードディスクを積み替えて生きているハードディスクからデータをコピーしてやればまた元通り。
このデータ保存の方法をRAIDっていいます。

この方法にも欠点があって2台とも同時に壊れたらどうするの???
とかありますがその時は廃業です!(笑)

ディスクインフォ

DiskInfoで見た壊れたハードディスクの様子です。1TBのハードディスクなのに4.1GBとしか認識してない…USBフラッシュメモリかよ!
使用時間も表示されてないし。

どれくらいの時間を使ったのか気になったのでもう一台の生きている方を確認したら22850時間稼働中。

22850÷24=952.08333 でちょうど952日稼働してました。2年と半年チョイですね。

ハードディスクの平均寿命ってどれくらいなのか色々調べてみましたが使用状況や製品のメーカによってさまざまですがほぼ3年ぐらいは壊れないっぽい。

ハードディスクはどこのメーカー製が一番壊れにくいのかが2万5000台の調査結果でついに明らかに

GIGAZINEさんのサイトの記事によるとSeagate製品は壊れやすく日立製品は壊れにくいとか

今回の壊れたハードディスクはSeagate製だし!
電源投入時間で考えると3年未満だし。
ハズレだったってことなんでしょうね。

じゃ、どうしたら長持ちするのか?

ホント使用環境によって全く違うし個体の当たりハズレもあるので一概には言えないけど

できるだけ電源の投入回数を少なくする。
できるだけ2~30度ぐらいの気温のところで利用する。
できるだけ衝撃や振動を与えない。

ってのが基本。そんないい環境で使えるわけないじゃん!(笑)

データの紛失が怖ければとりあえずバックアップとれってことなんでしょう。
バックアップの無限地獄ですわ。
皆さんもこまめなバックアップはお忘れなく!

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